ほわいとがーる【 King & Prince 】２ (ページ22)

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「Aへ。

いつもいつも、何かとおっちょこちょいだったり、なんでも1人でできる！って言い張ったり、なんだか妹ができたような感覚で見ています。」

『なんですって』

「妹じゃ不満ですか？」

『いや？』

「はいはい。(笑)
えー…長年、隣で一緒に切磋琢磨してここまで来ましたが、正直心配になることが多くて気が気ではありませんでした。話を聞こうとしても〝大丈夫〟の一点張りで、岸くんも玄樹もすごく気にかけていました。」

『…』

「それは今も変わらず、ですが、前より心が強くなって泣きついてくることも随分減って、喜ばしいような、寂しいような。パフォーマンスもどんどん進化して、今やKing & Princeきっての実力派ですね。」

『いやいや…』

「そういう謙虚なとこもまた、好きなところです」

「「「「キャー！」」」」

神宮寺は、このような言葉をサラッと口にすることができる。

宮野は神宮寺限定の耐性がついているため、このくらいで照れたりはしないが

やはり褒めてくれるのは本当に嬉しいことなのだ。
…証拠に、口角は上がりっぱなし。

「Aにはもう6人も仲間がいて、その中に俺がいるんだからなにも心配することはない…と、言いたいのですが、やっぱり言ってくれなきゃ伝わらないことは多いから、なんでもいいから話して欲しい。どうでもいいことでも、みんなそれだけで安心だからさ。」

『…うん、ありがとう』

「これからもずっと、何があっても守ると誓います。
永遠の親友、神宮寺勇太。」

『ふふ、永遠の親友』

「嬉しそうだな(笑)」

こうして、宮野A&神宮寺勇太の〝あなたにお手紙書きましょう〟は、幕を閉じた。

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