キンプリちゃんの紅一点ちゃん (ページ9)

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お熱ページ9

Aside

朝起きたら体が少し重たい…フラフラする〜…熱を計ってみたら37.4℃。今日は大事なダンス練習の日だから休む訳には行かない。頑張れ私。元気に振る舞わないと。

神宮寺side

高橋「A遅くね？」

神宮寺「確かに。いつも1番に入ってくるのに。」

いつも早いAが今日は1番最後…連絡も何も無いし…

A『おっはようございま〜す！』

永瀬「遅いぞ〜」

A『遅刻じゃないから平気だも〜ん！』

っと荷物を机に置くA。一瞬フラついたように見えたけど…気のせいかな？

平野「んじゃ、全員揃ったから始めますか〜？」

数時間に及ぶダンス練習。時間が経てば経つほどAの様子がおかしい…あの子踊ってる間もずっとフラフラしてるし…もう見てらんない

神宮寺「すいません。ちょっといいですか？Aなんか無理してるでしょ」

A『ん？なんも無理してないよ？』

岸「無理してないことは無いだろ…ずっとフラフラしてるぞ？」

平野「ちょっと失礼〜」

紫耀が額に手をあてる。

平野「いやめっちゃ熱いよ！？A大丈夫？」

A『大丈夫だよ…』

って言いながら倒れそうになったところを紫耀が支えた。ナイス。

永瀬「全然大丈夫じゃないやん。休んどきって」

A『ほんとに平気だから！』

立ち上がろうとするAを力ずくで立たせない紫耀。

高橋「無理に動くと体に良くないから！今日はこのまま帰った方がいいんじゃない？」

A『無理してないよ！ちょっと熱があるだけで元気なんだよ！』

岸「俺も休んだ方がいいと思う。Aしんどいならしっかり休んで」

A『みんなに遅れを取るわけに行かないの…私は女で皆みたいに力強く踊れないし、みんなみたいに踊るにはいっぱい練習しないと…ファンの人に1人だけ頑張ってないって思われたくないの！！』

神宮寺「Aが人一倍頑張ってることみんな分かってるよ。分かってない人がいるなら分かってる俺らが伝えていくし。でも無理は良くないよ。今日教えてもらった振り今度教えてもらお。今日は俺が看病したげるから」

A『…分かった』

この後マネージャーさんにAの家まで送ってもらい、付きっきりで看病した。次の日には元気になったみたい。頑張りすぎちゃう子だからこれからも俺がしっかり見てあげないとね。俺が1番Aを分かってあげられるから。