お も わ せ ぶ り 2 . REN

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Ren side









紫「 俺…、佐藤のこと好きやねん 」



「 っへ…

まじで…、あいつのどこがいいん？ 」



紫「 可愛いくて優しくて、一緒におると楽しくて、、

おっちょこちょいなとこも可愛いし、

言い出したらキリない 」


「 …もうええわ 」









ずっと嘘であってほしいって思ってたし

気づいてないフリしてたけど、

中3の卒業式、紫耀に言われて気がついた。









紫耀が佐藤に対する気持ちも…

俺が佐藤に対する気持ちも…。









紫「 廉は佐藤と学校一緒やから羨ましい 」


「 あいつおったらうるさいだけやん 」


紫「 俺ももうちょい頭良かったら行けたのに 」









『 あ、永瀬！

これ…、こゆりちゃんから 」


「 … 」


紫「 佐藤、俺と写真撮ろ！ 」


『 うんっ！ 』









肩を寄せあって撮っている二人を見て

羨ましさと嫉妬心といろんな感情が混ざる…。









佐藤から受け取ったのはおそらくラブレター。

一番欲しい人から他の女のラブレター

貰うとか…、はぁ…。









紫「 廉と佐藤の写真も撮ってあげる 」


『 っへ…！ // い、いいよ！ 』


紫「 廉！隣並んで！ 」


「 …っ //// 」









さっき紫耀がしていた様に

俺も佐藤の肩を抱き寄せ写真を撮った。









顔を赤く染める彼女の頬をつねる









『 いひゃい！さわんにゃいで 』


「 … //// そんな顔すんなや… 」

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