お も わ せ ぶ り . REN

35 ページ35

.









今日はだるいし、放課後勉強せずに帰ろう。









1人で下校していると









廉「 後ろ乗れ 」


『 …ぇ 』











自転車に乗ってる永瀬が私の横に現れ

持っていたカバンを乱暴に取られた。









『 ちょっと、なにすんの 』


「 送るから、乗って 」


『 いや、良いから。てか部活は？ 』


「 今日休みやねん。はよ乗れって 」









二人乗りとか漫画によく出てくるやつじゃん…、

しかも永瀬との距離近くなるし…耐えれない ////









『 重いからいいよ 』


「 …はぁ、めんどくさい女やなー。

ええから乗れって 」









手を引かれ強制的に座らされ

強制的に永瀬のお腹に手を回される。









「 ちゃんと捕まっとけよ 」


『 //// うんっ 』









永瀬の背中が暖かくて、

大好きなこの匂い、

大好きな永瀬がすぐそばに居る…。

こんなことするの私だけであって欲しい…

永瀬も私と同じ気持ちでいてほしい…





こんなことされたらもっと好きになるに決まってるよ…









『 永瀬のばか… 』



「 …なんか言った？ 」



『 …なんでもない 』



「 佐藤 」



『 なに？ 』



「 …なんでもない 」









永瀬の事が好きすぎて苦しいよ。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

32.33が抜けてました。

失礼致しました( .. )

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す