君がいたから

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『はぁ………』



家の中に入ってから 大きくため息







ふっかさん家での出来事を思い出す…









ふっかさんが私と目黒くんに嫉妬…？









好き ってこと……？









今までそんな素振り見せてこなかった








ふと思い出した照さんから言われた言葉









"俺はAちゃんとお似合いだと思うけどな"









その言葉を今になって意識しだした









……お酒も回ってて冷静に考えていられない









今日はもう寝よう………









…………………







次の日 俺は阿部ちゃんの新居に遊びに行った








深「ねぇ阿部ちゃんだったらどうする？」





阿「ん？告白するでしょ」





深「どこで？」






阿「えー？どこだろう…どっか遊びに行った先で、とか…」









深「そうだよなぁ」









深「……はぁ…」








阿「珍しくすごい悩んでるじゃん」









深「………なにやってんだろうなぁと思って」









告白できてもないのに






ただのヤキモチで衝動的にキスをした









深「…嫌われたかな」








阿「案外 効果抜群だったりして？」









深「それはどうだろ」









いや、でももうあそこまでしといて









無かったことになんてできないし









したくない









もう本気だ、って自分の気持ちに気づいてるから…









深「……俺 がんばる、」









阿「うん、応援してるよ」









阿「ま、当たって砕けろって言うじゃん」









深「砕けたくないんだよ〜っ！」









阿「ふっかが砕けてたら俺と照で拾い集めてやるってw」









深「それはまじで頼むわ…」

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