その日の放課後4 ページ37
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私も亮くんの背中に手を回すけど
全然唇を離してくれなくて
いつもとはちょっと違う
私の唇を啄ばむようなキスをする
わあ…
って思考停止した頭の中では
そんな声にならない言葉がグルグルとまわる
息ができなくなって口を少し開けたら
その隙間から亮くんの舌が入ってくる
びっくりして舌をひっこめると
唇を離して鼻と鼻がぶつかる距離で
目があう
錦「緊張せんでええから…大丈夫」
って言ってまたすぐキス
魔法の言葉なのか？って思うくらい
緊張はとれて余計な力も抜けた気がした
ひっこめてた舌を恐る恐る元に戻そうとすると
亮くんの熱いそれが私の舌をすくう
そのまま舌をゆっくり絡める
はじめての感覚にちょっとびっくりして
亮くんの制服をぎゅって握りしめる
キスってこんなんやっけ…
私の知ってたキスは…、あれは…、
「んんっ…」
優しくてゆっくりした亮くんの動きに
次第に緊張もなくなって
思わず漏れる声
恥ずかしいけど、
嬉しいや大好きの気持ちも溢れてくる
舌を絡めたり吸い付いたり
幸せな時間が流れる
チュ…
って音を立てて唇が離れる
やっぱり恥ずかしくて亮くんのことを見ることはできなくて
俯いてしまう
錦「A…、こっち見て？」
その声に、亮くんを見つめると
ニコって、いつもの優しい笑顔で
錦「A、大好きやで…？」
「ありがとう…私、も//」
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また家路を歩き出す
錦「キスしてる時のA、たまらんかったな〜」
「な、なん…も〜///」
錦「眉間にシワ寄せて色っぽい声漏らして…もう//あかん//」
「亮くんも…かっこよかったし…//」
錦「え？ちょ、急に、えぇ、ありがとう、もう…はああぁぁ」
またパッて立ち止まって
チュゥ…
「も、急に！！//」
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rn - 一気に全部読みました、、死にかけました（笑）気が向いた時にまた書いてください（ ; ; ） (2018年11月9日 23時) (
レス) id: c2571ecc08 (このIDを非表示/違反報告)
あんず∞ - 小説読ましてもらいました！亮ちゃんがかっこいいし、かわいいしで、きゅんきゅんしまくりでした！ありがとうございました！ (2018年8月29日 1時) (レス) id: 133814e24d (このIDを非表示/違反報告)
あすか - もうきゅんきゅんしまくりでした…(/////) (2017年7月26日 16時) (レス) id: 2d93135a89 (このIDを非表示/違反報告)
りんせ(プロフ) - そのお話読みたいです！待ってます(^^) (2016年6月26日 14時) (レス) id: e6674933d0 (このIDを非表示/違反報告)
志貴カオル(プロフ) - 亮ちゃんまじかっこいい最高……すきぃ｡ (2015年12月30日 0時) (レス) id: 8d289aff3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんな
| 作成日時：2015年6月13日 23時
