その日の放課後3 ページ36
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そのあとはゲームセンターに行ったり
雑貨屋さんに行ったり
今度はあそこに行きたいな〜
ここに行きたいな〜って話していっぱい笑って
だんだん辺りは暗くなってきた
錦「そろそろ帰らなあかんな、Aのお母さん心配しはるわ」
「もうそんな時間か…」
そういって私の家までの人通りの少ない道を二人で歩く
まだ帰りたくないなって気持ちで
自然とゆっくり歩いてしまう二人
錦「明日も学校やし、また会えるやんか！」
「そやけど…バスケの試合と練習とかバンドの練習とかあるやん…」
今日時間作ってくれたこと、素直に喜べば良い話やのに…
って言っちゃってから後悔。
「でも、応援してるから！」
って言ったら急に立ち止まる
錦「寂しい？」
まっすぐ見つめられる
「え？」
錦「いや…ごめん(笑)俺男やのになんか女々しいな、ダサ(笑)」
そういってまた歩き出す
でも私は立ち止まったまま
すると亮くんが振り返ってこちらを見る
「私は…時々寂しくなる」
錦「そ…か」
なんとなく気まずい雰囲気が流れる
「やから…」
「やから、ギュってして欲しい…」
そういうと
何も言わずにゆっくりぎゅーって抱き締めてくれる
前までは道の真ん中で…とか恥ずかしかったけど
今はなんとなくそれが嬉しくて
わたしも腰に腕をまわす
錦「全然休みあらへんし、いっぱい叶えていこうって言ってたのに、全然やんな、ごめんな…」
「なんでなんで？いっぱい叶えてもらってるもん」
そういうと
錦「ありがとう」
って体を離されて
ほっぺに右手を添えられて
ジーって見つめられる
「今度の…バスケの試合の…応援行くのも、夜に…電話くれるのも、お昼一緒に、食べるのも、今日みたいに…放課後デートも…全部全部憧れてた…から…」
心臓がバクバクいって止まらへん
声が震える
そういうと近づいてくる綺麗な顔
あ…キスされる…
まだ慣れずに反射的に目をギュって閉じる
緊張して恥ずかしくて呼吸が出来ない
唇に触れるだけのキスを亮くんがずーっとしてるから
息ができなくて私から唇を離して目を開ける
顔を離して呼吸して、
って恥ずかしいなあ…
全然キス上手くならないなあ…
いつかドラマで見るようなキスをしたいけど
高校生のわたしにはまだ早いか…
錦「可愛い…」
そう言うと熱を帯びた視線がむけられて
私の腰をグッて持つと
またキスしてくれる
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rn - 一気に全部読みました、、死にかけました（笑）気が向いた時にまた書いてください（ ; ; ） (2018年11月9日 23時) (
レス) id: c2571ecc08 (このIDを非表示/違反報告)
あんず∞ - 小説読ましてもらいました！亮ちゃんがかっこいいし、かわいいしで、きゅんきゅんしまくりでした！ありがとうございました！ (2018年8月29日 1時) (レス) id: 133814e24d (このIDを非表示/違反報告)
あすか - もうきゅんきゅんしまくりでした…(/////) (2017年7月26日 16時) (レス) id: 2d93135a89 (このIDを非表示/違反報告)
りんせ(プロフ) - そのお話読みたいです！待ってます(^^) (2016年6月26日 14時) (レス) id: e6674933d0 (このIDを非表示/違反報告)
志貴カオル(プロフ) - 亮ちゃんまじかっこいい最高……すきぃ｡ (2015年12月30日 0時) (レス) id: 8d289aff3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんな
| 作成日時：2015年6月13日 23時
