はじめて全部、俺にちょうだい。2 黄色

はじめて…？6 ページ31

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「亮くんがはじめてで、よかった」




顔が近くて話すのも恥ずかしいけど
頑張って伝える




錦「Aのファーストキス…」





「んん、//」




恥ずかしさに耐えられずに
亮くんの胸に顔を寄せて背中に手を回す




錦「かわいい(笑)」



って笑いながら言ってくるけど

亮くんの心臓だってばくばくいってるから
緊張してるんやなあって気付く




「可愛くない…」



錦「何言うてんの」



「可愛くないって言ってんの」




錦「もう1回する。ちゅー」


そう言って体を離そうとする



「いやや、恥ずかしい」


顔見られるの恥ずかしくてぎゅーって抱きつく



錦「俺んこと嫌い？」


そう言われると



「いや、じゃなくて」



否定しなって思ってガバって体を離す


錦「ん〜ん」


なんてちょっと口をへの字にして
駄々こねるみたいに体を揺らして
甘えたさんな雰囲気を醸し出しだす




「いややもん。」



って俯きながらに言うと


錦「うそや」




チュッ




って



目を閉じる暇もないくらい
一瞬だけちゅってして
びっくりして顔をあげると



チュー



って今度はまた長めにチュウしてきて




「だからぁ…、恥ずかしいのに//」



って満足そうにニコニコする亮くんに訴えかける



錦「足りひん足りへん♪♪」



って全然上機嫌で。




「そんな何回もしたら嫌！//」



ってちょっと強めにいっても


フワフワしてルンルンしてる彼は

私の頬に手を添えて



私のおでこや瞼や鼻や頬に
チュッ…チュッ…って
キスをして


最後に唇に


チュッ

ってキスする




錦「Aの唇柔らかいなあ…//」




「なん…//で.そんな、恥ずかしいこと…を//」




錦「A可愛い〜」



ってぎゅーーって力いっぱい抱きしめてくれる




「苦しい〜」



っていうと



錦「ん〜、ごめんのちゅーする」





「もう、やあや〜〜」









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