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っっっ！！！
驚きすぎて声が出ない
なにこれ、激近っ！！！
ってか、かわい！やだ、なにその笑顔！
すぐ真後ろに平野くんがいるっていうか
もう抱きしめられるみたいになってんだけど
や、、、待って
部屋入ってったよね？
「ジンがトイレ行ってるよって教えてくれて
また逃げられる！って思って
いそいで部屋出たら
スーツ忍者がいたｗ」
さ、確保確保
おとなしくあきらめましょうねって言いながら
はい、かばんね、って
落としたかばんを親切に拾ってくれる
あー−−−−どうしよう
こんな気まずいことある？
逃げてミスんなら逃げんなって話！
逃亡者の基本だろ！(なにが)
平野くんが店の外階段から中に入るドアを
後ろから、はいどうぞ、って開けてくれて
「、、、すいません」って
ドアをおさえてくれてる腕の下を
くぐりながら入ろうとしたら
「あ、ちょっと待って」
って、呼び止められて
思わず振り返ると
やっぱり距離が近い
おさえてたドアが閉まって
また外階段の狭めな踊り場のところに
私と平野くん、２人きり
店前の道路は夕方なこともあって
結構な車が行き交ってて
そのたびにヘッドライトが
平野くんの表情をあやしく美しく照らす
はー−−−−きれいだなーー−−
あまりの端正な顔に思わず見惚れる
こないだまでの金髪もよかったけど
今の黒髪は、平野くんの素材のよさを
一層際立たせてる気がする
まるで雑誌の表紙を見てる気分
「あのっ」
私がぽーっと見惚れてることに気付いたのか
割と大き目な声でそう言うと
着ていたダウンのすそをパンパンと掃って
後ろ髪を片手でサササっと直して
口をちょっとキリっとさせて
ダンス踊る直前みたいに
両手を胸の前で
ちょっともみもみしたかと思ったら
すっと背筋をのばして
「平野紫耀といいます
この間は驚かせちゃってごめんね？
せっかく出会えたんだから
逃げずに、お話しませんか？」
困ったみたいに笑って
どうかな？ってかわいく上目遣い
はい、はんそーく
平野、はんそー−−−−く
よっ！あざとかわいさ、日本一！！！
「っっっっ//////////」
「返事は？ｗ」
「、、、、、はい///」
「よし♪いこうｗ」
さぁ、おいしいもの食べるぞ〜って
うしろから私の両肩に両手を乗せて
さっき逃げた廊下を
２人でぐんぐん歩いていく
も〜！ガラに似合わない返事しちゃうだろ！
勘弁してよ！
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ゆの（KP）(プロフ) - そうか、そうか。ドキドキ提供できたみたいでよかった笑。 (2022年12月17日 21時) (
レス) id: c8a01fc049 (このIDを非表示/違反報告)
Rie97623810(プロフ) - 最近小説でもドラマでも恋愛ものは見てなかったから久しぶりにドキドキしたよ〜 (2022年12月17日 16時) (レス) @page47 id: 38342ce338 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの（KP）(プロフ) - ありがとうね、短編、みんな気になるかんじかしら笑。 (2022年12月17日 13時) (レス) id: c8a01fc049 (このIDを非表示/違反報告)
妃菜(プロフ) - 短編集気になります！ (2022年12月17日 11時) (レス) id: 3d7b296d9e (このIDを非表示/違反報告)
ゆの（KP）(プロフ) - ありがとうね、短編気になる？笑。 (2022年12月17日 4時) (レス) id: c8a01fc049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆの（KP） | 作成日時：2022年12月11日 19時
