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昨日は結局
電源を落としたまま寝て
なんだかそのあとも怖くて入れられず
気づけばもう翌日の昼
昼食から戻って自分のデスク
真っ黒なスマホの画面を見ながら
「入れんの、こわっ」
と思わずつぶやく
「おい〜
お前のスマホ、どうなってんだよ」
後ろから声がして
顔だけ振り返ると
すぐ後ろに石川の姿が
「石川か、おはよ〜死んでた」
「どっちが」
「は？」
「お前とスマホ、どっちがよ」
「りょうほ〜う」
「、、、電源切ってやがったか」
「まぁね〜、、、、」
もう説明するのもめんどくさい
昨日平野くんに会いそうになって
焦って電源切ったけど
そのあと連絡来てても怖いし
逆に来てなくても怖くて、電源入れられなかったよ！
てへぺろ！ってか？
はぁ、、、
もう私、天下の平野くん相手に
何やってんだよ、、、、
「ジンから連絡きたよ
紫耀がこないだの子と待ち合わせたのに
また逃げられたって」
「や、ちょっと
人を逃亡者みたいに」
「また、だぞ、また！
平野相手になにやってんだよ、おまえ」
「平野相手とか言わないで
つーかさ、もとはといえばあんたのせいじゃん
誰が女マネージャーだよ
ひーらーの！！びっくりしないでよね！
本人！
本人が、きーたーのっ！！」
そうだ、そもそもこいつがジンくんと
繋がってるからこんなことになったんじゃん！
だいたいなんで友達にジンくんがいるのよ
うらやましすぎるだろ！(本音)
「いいやつじゃん
わざわざ届けてくれたんだろ？」
「いや、もうさ
この際だからはっきり言っておくけど
泥棒しかけたとこ、見られてんの！こっちは」
「泥棒？え？逃亡者の上に、さらに泥棒まで？」
「あー、もう、そう！それでいいよ
逃亡の理由が窃盗！」
もーなにこの会話
ばかすぎるだろ
どうにでもなれ、という気持ちで
こんこんとあの日あった一連の流れを説明すると
終始ニヤつきながら聞いてた石川は
聞き終わるとひとこと
「やべぇな、おまえ」
と言って笑い出した
「だからね、会えるわけないのよ
どのツラさげて会えるの、無理でしょ」
「会えばいいじゃん、どうせ知られてんだろ？」
「やだよ！イタイやつってばれてんのに無理！」
はぁ、言えば言うほど
むなしくなってきた
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ゆの（KP）(プロフ) - そうか、そうか。ドキドキ提供できたみたいでよかった笑。 (2022年12月17日 21時) (
レス) id: c8a01fc049 (このIDを非表示/違反報告)
Rie97623810(プロフ) - 最近小説でもドラマでも恋愛ものは見てなかったから久しぶりにドキドキしたよ〜 (2022年12月17日 16時) (レス) @page47 id: 38342ce338 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの（KP）(プロフ) - ありがとうね、短編、みんな気になるかんじかしら笑。 (2022年12月17日 13時) (レス) id: c8a01fc049 (このIDを非表示/違反報告)
妃菜(プロフ) - 短編集気になります！ (2022年12月17日 11時) (レス) id: 3d7b296d9e (このIDを非表示/違反報告)
ゆの（KP）(プロフ) - ありがとうね、短編気になる？笑。 (2022年12月17日 4時) (レス) id: c8a01fc049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆの（KP） | 作成日時：2022年12月11日 19時
