孤爪家長女の作業 ページ13
*
｢A、今日このあと時間ある？｣
｢このあとはパソコンでプリント…あ、パソコンお母さんに貸してるんだった｣
｢うちのパソコン使うか？｣
｢使う!明日クロと出かけるから今日中に作りたいし｣
じゃあー、着替えて俺ん家なー。とクロは隣の家に入っていく。
私も自分家に入って、ジャージから私服に着替える。
｢研磨ー、クロの家行ってくるー｣
｢…いってらっしゃい｣
部活後サッサと帰って、新作ゲームを部屋でやり込む研磨に声をかけ、家を出た。
｢クロー、お邪魔しまーす…あれ？｣
いつもAちゃんいらっしゃいって言ってくれる、おじいちゃんとおばあちゃんの声がしない。
｢じいちゃんとばあちゃんは老人会の旅行で温泉｣
｢えー、温泉いいなぁ｣
｢おばあちゃんかよ｣
｢まだ17歳ですー｣
リビングからお茶を持ってきたクロと2階へ上がる。
クロも温泉行きたいって、前言ってたの私覚えてるからね。
｢でー、なんのプリント作るんだ？｣
｢GW、宮城に遠征行くって猫ちゃん先生が｣
｢へぇー、今年は県外遠征か。宮城って言えば、監督が話してた因縁？の相手か？｣
｢そうそう、猫対烏ゴミ捨て場の決戦ってやつ｣
お前よく知ってんな、と言うクロに小さい時見てたと言う。
でもやっぱり、自分達がいる代にゴミ捨て場の決戦がやれるのはすごい楽しみ。
｢とりあえずプリント作るから、クロはなんかしてて｣
｢ここ俺ん家な｣
｢お互い勝手知ったる我が家みたいなもんでしょ｣
ソウデスネ、とベッドに転がり月バリを読み出すクロ。
誰かさんが不貞腐れる前に終わらせるか。
｢ふー、後4分の1くらいか｣
座っていた脚を少し崩し、息を吐く。
クロすごい静かだけど寝てるの？と後ろを振り向こうとしたけど
｢ひゃ…っ…｣
服の中に入ってきた手に身体が固まる。
｢ちょ…んっ……なに、して｣
｢なにって…ナニ？｣
ふっと耳に息をかけられ身体から力が抜け、後ろに座っているクロに寄りかかる。
ペロリと耳を舐められ手はお腹を這う。
｢…んぅ…ゃあ……｣
｢…Aチャン食べていい？｣
ゾクゾクとする身体に我慢が出来ず、小さく頷くとクロは私の唇に噛み付いた。
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ゆい(プロフ) - ちょっとエッチが入っていると読むこっちがすごいハラハラします‼️ (2022年2月3日 20時) (
レス) id: da308acd1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続き楽しみにしてます🎶 (2022年2月3日 20時) (レス) id: da308acd1e (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます!!楽しく読んでいただき嬉しいです。更新間隔が空いて不定期更新になってますがこれからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2020年6月2日 23時) (レス) id: fa8d374c63 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！すごい好きです(*≧∀≦*) (2020年4月23日 10時) (レス) id: 8e9acf94c3 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - moekaさん» 更新が開いてしまいすみません(＞＜)なかなか更新できませんがこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2020年4月23日 0時) (レス) id: fa8d374c63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんりん | 作成日時：2020年1月23日 14時
