【HQ‼】烏野の1年マネはあの【伝説のスパイカー】だった。third (ページ48)

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取材ページ48

A『みんなっ！！！』

日向「A！！」

A『本当に、本当にすごかったです…！！おめでとうございます！！本当に、やばい…！！』

田中「ちょ、一回落ち着け…！！」

A『えへへ…すいません。』

瞬斗「ねえちゃあああああん！！！」

A『げっ…』

瞬斗「げってなんだよ。みなさん、おめでとうございます！あ！飛雄くん！！すごかった！！」

影山「君付けやめろ。」

澤村「Aの声、届いたぞ。ありがとな。」

A『本当ですか！？よかったです…！』

菅原「よくメディアにバレなかったな笑」

A『いえ…実はもうバレてて、追われてるんですよ。』

「「「「「はあ！！？？」」」」」

A『なので、あんまり長くはいられないんです…ごめんなさい。』

日向「そっか…」

A『だから、明日決勝勝って、優勝したら、ゆっくり話しましょうね！！』

日向・影山「「おう！」」

瞬斗「ほら、姉ちゃんいくよ。みなさん、明日は北一バレー部で見に行きますからね！」

A『佐奈たち吹奏楽部にも来てもらうから！！じゃあ、さよなら！！』

澤村「お、おう！」

菅原「なんかあいつって、台風みたいだな笑」

*

A『戻りました！』

「では、早速取材をさせてください！」

瞬斗「条件があります。」

「なんでしょうか？」

瞬斗「Aの選択を否定するような発言と、Aを傷つけるような発言はしないでください。」

「…わかりました。」

「早速質問なのですが、昨日、女子バレー部の試合に試合に出なかったのはなぜでしょうか？」

A『女子バレー部を辞めたからです。』

「！？」

「なぜ、女子バレー部を辞めたのですか？」

A『元々は女バレ一本で行く予定だったのですが、入部前に男バレのマネに誘われて、兼部していました。』

「だからインハイには出ていたのですね。」

A『はい。でも、兼部することは、どちらも中途半端になってしまうと考え、私を必要としてくれている男バレのマネ一本で行くことに決めました。』

「女バレだって、【伝説のスパイカー】の戦力のことを必要としていたのではないでしょうか？」

A『…確かに、そうですね。』

「今までもいい戦績を残してきたし、【伝説】と呼ばれるまでの選手になったのに、自身がプレーすることを辞めて、マネージャーを選ぶなんて、3年間を棒に振る様なことを…！！」

瞬斗「条件その１。」

「…申し訳ありません。」

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