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「今日あえないです、すみません」
斗亜からこんな簡素なメッセージが届いた。嘘やろ、斗亜、、そう思ったのは一瞬で、俺はすぐ斗亜に何かあったんやと考えた。斗亜は真面目やから断る時は必ず理由をつけるはず。でも確信はできなくて、メッセージを送る。
「どうした斗亜、なんかあった？」
なかなか既読がつかなくて、電話をかけても全く繋がらない。流石に心配になって斗亜の家の合鍵を持って急いで家を出る。もし体調を崩してるなら斗亜は今一人で苦しんでいるはずだ。最近一人暮らしを始めた斗亜に無理言って作ってもらった鍵が役に立つとは。少し前の自分と優しい斗亜に感謝する。
案の定斗亜は体調を崩していた。最近忙しかったし疲れが出てもしゃーないな。真っ赤な顔と荒い息をしながらしんどそうに眠っている斗亜。こんな斗亜を家に残しておくのは気が引けるが看病に必要なものを買いに行く。俺は人の家のものを勝手に漁るほど非常識じゃない。
俺が斗亜の家に戻っても斗亜はまだ眠っていた。思ってたより体調悪いんかもなぁと思いながら斗亜の寝顔を覗く。言っとくけど断じて下心は無いからな。俺は本気で心配しとんねん。
そうこうしていると斗亜が目を覚ました。
「おはよう斗亜。とりあえず熱測ろな」
「…………ねつ、、？」
おぉ、これは完全に頭回ってへんな。斗亜の身体を起こし脇に体温計を挟む。寝起きと熱の高さで焦点の合わない瞳と支えがないとフラフラして倒れてしまいそうな身体に心配が募る。
体温計が鳴って画面を見ると38.8℃の文字が。辛いなぁ、斗亜、、
「斗亜、斗亜。薬飲もう。なんか食べれそう？」
そう話しかけながらおでこに冷えピタを貼る。顔小さすぎて存在感がすげぇ。
「っ……たべたくない、、」
「せやんな、でもなんか食べんと薬飲めへんし、、ちょっとだけでも、ゼリー食べれへん？お願い、、」
斗亜は小さく頷いて、俺が手渡したパウチのゼリーに口をつける。生理的にか心理的にか、涙を流しながら食べるその姿に心が痛む。
「斗亜、大丈夫か、無理せんでええよ」
「っはぁ、はぁ、、ごめん、、もうむりや、、」
「よう頑張ったな斗亜、もう薬飲んで楽になろう、な？」
ぬるい水と一緒に薬を飲んだあと、斗亜は座位を保てなくなったのかすぐにベッドに横になった。斗亜、めちゃくちゃしんどいそう、俺が代わってあげれたらなぁ、、そう思って汗で湿った斗亜の前髪にそっと触れた。
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かしゅーなっつ - 由真さん» リクエストありがとうございます！超亀更新になってしまいますが精一杯書かせて頂きます！気長にお待ちいただけると嬉しいです、！ (2022年10月28日 0時) (
レス) @page9 id: 7b9faa10be (このIDを非表示/違反報告)
由真(プロフ) - リクエストの続きで、その偉い人を消しに行こうと小島くんを、斗亜くんのそばに居てあげるように説得して、実は自分も小島くんのことが好きな佐野くんが、誠也くんと一緒に滝沢くんに訴えにいく話もお願いします。 (2022年10月26日 10時) (レス) id: dee5ef993d (このIDを非表示/違反報告)
由真(プロフ) - リクエストO.K.ですか？ 斗亜くんが救急搬送されたと聞き、小島くんが駆けつけると、リトかんのほかのメンバーから、斗亜くんがテレビ局の偉い人からいじめを受け続けて、ストレスで倒れてしまったと知る話をお願いします。 (2022年10月26日 10時) (レス) @page5 id: dee5ef993d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かしゅーなっつ | 作成日時：2022年9月23日 19時
