浮気なんかしないでよ2【我妻善逸】

48.約束 ページ4

私が炭治郎にお願いすると、素直に話してくれた








炭「俺は昔、Aの両親は事故で亡くなったって言っただろう？」


『うん』



炭「Aの両親は事故で死んだんじゃなくて、父親が母親を殺してしまったんだ」



『え…？』




お母さんがお父さんに殺された…？







炭「Aはその時まだ小学生で、伝えるのはあまりにも残酷すぎるから、事故で死んだということにされたんだ」





そっか…私の母親は…お父さんに殺されたんだね





炭「父親は…その他にも殺人をしていたんだ」


『さ、殺人…』





炭「もう分かってると思うが、藍梅のお母さんも殺してるんだ」









そんな…
藍梅のお母さんも、殺されたんだ

辛かっただろうに




だから藍梅は
愛情を求めていたんだね




炭「藍梅からは、伝えるなと言われたんだ」


『藍梅も知ってるの？』




炭「あぁ、Aを傷つけたくないって」






藍梅の今までの態度は私の為だったんだね

私に辛く当たったのも

私とあまり仲良くしようとしなかったのも

全部全部…








炭「だっ、大丈夫か！？」


『え…？』









私の眼からは涙が溢れていた









『で、約束…って？』





炭「約束は…Aに近づかないことだったんだ」





『私に？』




炭「あぁ、二度とAに危害を加えないように」






そういうこと…








炭「だから、藍梅の事は…」


『大丈夫！だって…凄く優しい子だから責めたりなんてしないよ』



むしろお礼をたくさんしたいくらい




炭「！そうか。それと、藍梅は3月31日生まれだからAの妹だ」



『妹…』



藍梅が私の妹になんてなってくれるかな…義理だけど








炭「藍梅も、Aの居ない所では姉さんって言ってたぞ？」



『えっ！？』







何それ
可愛いかよ


『話してくれてありがとう』


炭「…あぁ」


私は炭治郎と別れ、家に帰った

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
うへへ、超絶ボッチの作者でございます。

あ、冨岡さんよりはたくさん居ます♪

冨岡「……ﾁｯ」

ん、何か寒気が…ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

それと、藍梅は「あいば」と読みます！
苗字が相葉だったら「あいばあいば」ですね(笑)

さっそくお気に入りしてくださった方ありがとうございます！

それと皆さんあれの時期ですよ…
テスト！てすと！TESUTO！！

うわー、まじ消滅すればいいのに…

更新頻度は少し落ちてしまうと思いますが、一日一話は更新します！

それではおやすみなさい〜
(現在深夜1時)←はよ寝ろやボケ

49.お見舞い→←47.また会えたね

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す