無口無表情掃除大好き、でも心はイナイレオタクな少女が日本代表の掃除係になり…その幼馴染のブスな悪女さんは日本代表のマネージャーになりました【イナズマイレブンオリオンの刻印】

24話…でぁぁぁる！ ページ27

灰崎「…一星かもしれねェ」

鬼道「見たのか⁉灰崎⁉」

灰崎「お前が光を受けた時、一星は不自然に立ち止まっていた。…まるで光を当てる場所を調整するかのようにな」

一同は悩ましい表情で、日本代表のメンバーから少し離れたところに立っている一星を見つめる…

灰崎「あいつが裏切り者か…」

鬼道「俺もそう睨んでいる。だが今は試合に集中だ」

そしてオーストラリアの選手がスローインする…と

「ここで前半終了です！」

サタンのシュートに…トラップ…そして一星充の行動。日本は多くの試練に見舞われてた。鬼道は前半終了のホイッスルが鳴ると、一星を問い詰める。

鬼道「お前は故意に俺たちに不利なプレーをしている…。何が目的だ」

一星「はぁ？言いがかりですよ。これでも日本代表なんです。そんなことするわけないでしょう」

すると一星は途端に声を低くし…それよりと言って

一星「気をつけてくださいよ。鬼道さんも豪炎寺さんのように、試合中に怪我なんてしないように…」

それだけ言うと、鬼道の前を通り過ぎていった。

鬼道「一星…貴様ッ！」

A「…」
『か、かっけえ…え？最高ですねはい』←

鬼道「監督、一星を外してください。目的は分かりませんが、あいつは日本にとって不利なプレーを行なっている可能性があります」

鬼道は趙金雲に一星の交代を進言する。

趙「ほぉ〜…。証拠はあるんですか？」

鬼道「監督なら、見てれば分かったはずです！一星の動きは明らかにおかしかった！」

しかし答えは…

趙「一星くんを外すことは…無理ですねェ〜」

鬼道「なぜですか！？」

趙「なぜなら…彼は国家友好親善大使なのでぇ〜す…嵯峨榑さーん、説明よろしくお願いしまぁす」

一同はAを見る…Aは心の中で何故僕に…と思いながらも…

A「国家友好親善大使とは他の国で2年以上プレー経験のある選手に与えられる役割で、サッカーを通じた国同士の友好関係のために、その選手を規定の時間出場させねばならない…というもの」
『はあ…噛まずに言えた…』

趙「第一試合で出さなかったため警告を受けておりまして…。この試合で外すと私の監督生命が危ぶまれてしまいますねェ〜」

鬼道「しかしあいつはそれにつけ込んで…」

趙「私にできることは何もありません」

必死の鬼道をあしらうように趙金雲は立ち上がる

趙「…【私には】ね」

と鬼道に囁くと、おなじみの高笑いを響かせ去った…

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