魔王に姫がさらわれた！？《東海》《マホト》

サグワ ページ9

私side

私「誰か暇つぶしの相手…」

　これ以上暇だと気がおかしくなるぞ！

　誰か相手してよ！

　マホト様！マホト様！マホト様！

マ(うるせぇー！！)

私「あはは」

　私はさっきからマホト様にテレパシーなるものを送ってる

　私が使えるわけじゃない、マホト様が使えるのをいいことにテキトーに訴えているのだ！

　そうすれば嫌でも心の声が聞こえるでしょ？ww

ｺﾝｺﾝ

私「はーい」

サ「失礼します！」

私「サグワ！どうしたの？」

サ「A様が暇してるから遊び相手になって来いって言われました！」

私「よく来てくれた！暇で暇で死にそうだったんだよー！！やっぱり君は人を幸せにするんですねー！w」

サ「幸せですか？」

私「そう、なんかハッピーな感じになる！まさか人を幸せにする能力だったりする？wwそんなわけないか！魔族だもんねー」

サ「そうですよ…」

私「え？」

サ「俺の能力は、人を幸せにする程度の能力です…」

私「すごいじゃん！」

サ「なにもすごくなんてないです！！！」

私「え…？」

サ「俺小さいころこの能力のせいで捨てられたんです…」

　サグワは私の隣に座って過去のことを話しだした

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