雪柱の覚悟

参 ページ4

Youside

……どうしよう柱なのに迷ってしまった……
下弦の気配は近いんだけど、、かなり森に入ってから時間がたっちゃった……

被害が増える前に下弦を見つけないと……！！



落ち着け！集中しろ！A！！気配を察知するんだ!!


目を閉じて気配を探る



『あっちね！！』


Aは下弦の気配の方へ走り出す


『！？炭治郎くん？！』


傷だらけの炭治郎くんが下弦と戦っていた


禰豆子ちゃんは糸で空中に吊るされている……


炭「俺と禰豆子の絆は誰にも！！引き裂けない！！」


炭治郎は水の呼吸の使い手じゃなかったっけ？
ヒノカミ神楽？？もしかして日の呼吸？？
日の呼吸の剣士が存在したなんて……

それに入隊したばかりで、ここまで下弦と殺りあえるなんて……


炭治郎くんが下弦の鬼の首を斬ったように見えたが、鬼の気配は消えない

きっとあの鬼は自分で首を斬ったのだろう

『そうだよね、下弦とはいえ十二鬼月だものね、』


『……私の出番かな』


思いっきり足で地面を蹴り炭治郎くんのもとへ駆けつける


累「血鬼術 殺目篭」


炭「(焦るな！息を乱すな、落ち着け！！落ち着け！！)」


『雪の呼吸 壱ノ型 豪雪 』


炭治郎くんをおおっていた糸を切り落とす


『よく頑張ったね、あとは任せて』



炭「(誰だ？鬼殺隊か！？どこかで嗅いだことのある匂い……)」



累「次から次に！！僕の邪魔をするな！！」


累「血鬼術 刻糸輪転」


『雪の呼吸 参ノ型 雪月夜 』

ザシュッ

炭「き、斬った!!あの硬い首を！！」




累「っっ！！！」




累「……あれ？全く痛くない……まるで暖かい雪に包まれているような不思議な感覚……」


雪の呼吸 参ノ型 雪月夜は水の呼吸でいう干天の慈雨のようなものである

この技で斬られても痛みを感じない

雪柱 五十嵐Aはどんな鬼でも必ずこの技で斬っている

『ごめんなさいね、来世は鬼になりませんように……』

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