1話 ページ2
(夢かな？とてもふわふわしてる)
(‥‥何か声が聞こえる)
薄らと見えたのは全身緑色の服を着てマスクと手袋をつけてる何人かの人
(‥‥私、手術中なのかな)
こち‥‥患者‥‥臓器‥‥移‥‥必‥‥！！
「この子も血液型が同じだ！！
両方とも私が責任をとる！！
今すぐ心臓移植の準備を！！」
(なに言ってるんだろ？
全く理解できないや‥‥
もうちょっと寝ても、良いよ‥‥ね)
そこで意識は途切れた
んっ？
‥‥あれからどれほど時間がたったのか？
やっぱり死んじゃった？
そう思っていると女の人が遠くに見えた。
どこかで見たことあるな、と思ってたら
触手のはえてた女の人だった。
私あの後どうなったのかな？あの男の人も死んじゃったのかな？大丈夫かな？なんて呑気なこと考えていたら、眩しくなってだんだんと視界がクリアになっていく。
ピ‥‥ピピ‥‥ピピ‥‥ピピ
「‥‥朝？」
目覚めるA。
そう、目覚めたらいつも通りの何の変哲もない朝だった。さっきまでのは夢？そう考えるものの時間があまりないことに気付き中学校に行くための身支度をする。パジャマを脱ぎ下着姿になるとAは目を見開いた。
「なに？この傷！？」
縫い目のある皮膚の下には心臓部分があると推測されるであろうその位置に違和感を覚える。
「いや、だって‥‥リスト下の方だし‥‥。」
そう。Aは、心臓の移植は出来るがそのリストに記名されてるのは下の方なので、中々移植ができない状態だった。
なので今は抗がん剤治療でがんの進行を遅らせていたのだ。
必死に考えるA。
「もしかして、さっきの夢？」
いやいやまさか、そんなはず＿＿＿＿＿＿
取り敢えずまずは朝食だ、考えるのは後にしよう。
現実味のない考えを放置するためそうした。
時間もなかったので食パン１枚だけ焼き珈琲を飲む準備をする。
パンが焼け終わったと同時にお湯も沸きちょうど良いタイミングで両方が出来上がった。
「‥‥いただきます」
パンを口に放り込んだ瞬間
「ｯ‥‥ウェェっ‥‥！！？なに！？この味っ！」
賞味期限が切れてた？いやそんなはずはない。
ならなんで！？
すぐそこにあった珈琲を飲む
「‥‥珈琲はまだ飲める。でも、なんでパンだけ‥‥っぁ！はやく学校行かないと！」
(‥‥やだな学校行くの
パンはなんか不味いし学校行くのヤダしもう最悪‥‥はぁ
無個性‥‥か、
なんでこんなに辛い思いしなきゃだめなんだろう、私が。)
そんなこと思っているA。
そんな彼女にこのあと更なる出来事が起こることはまだ知らない
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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雪麗(受験生) - 多くの中から選んだので誤解を生んだのならごめんなさい！！ (2017年11月11日 20時) (
レス) id: 93e099ae7c (このIDを非表示/違反報告)
雪麗(受験生) - ご指摘有り難うございます！！「ディアボロス」はギリシア語、「ディアボロ」はイタリア語で、両方「悪魔」です。言葉が違うだけで、意味は同じです。またディアブロはスペイン語、ボローニャの方言ではディアベルとも言うそうです！ (2017年11月11日 20時) (レス) id: 93e099ae7c (このIDを非表示/違反報告)
音無 - 悪魔ってディアボロスじゃないの？ (2017年10月31日 21時) (レス) id: e4101412c2 (このIDを非表示/違反報告)
雪麗（受験生）(プロフ) - ご指摘有難うございます！！！ (2017年8月29日 9時) (レス) id: 21d87858eb (このIDを非表示/違反報告)
黒木美菜(プロフ) - 27話の「急にが、九二になってました」 (2017年8月26日 14時) (レス) id: 1487353ef3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇 | 作成日時：2016年11月23日 1時
