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青side

「起きたか」



あー、この人誰だったっけ。


目の前で俺に拳銃を向けている男がいるんだけれど。


本部の中でも結構な上の人だったような気が……?


まぁ、誰でも良いや。←


要は幹部な訳でしょ?


お偉いさんが俺に会う為に態々こんなところに足を運ぶなんて、俺もBIGになったもんだわ〜。



「お前は優秀な構成員だ。だからお前を、少しの間利用したい」


「だから?」


「それが嫌なら撃つ。どちらか好きな方を選べ」


「それってさぁ、優秀な人材を一人失うってことと同じじゃない?」


「立場を弁えろ」


「いいよ。利用されても。だから1つお願い。twinの4人に手を出さないで」




俺の言葉に納得したのか帰っていった男。





























俺を馬鹿にするのもいい加減にしろよ?


幾ら戦闘に向いていなくたって、何も拘束するものがなければ簡単にここを抜け出すことは可能なんだから。


ピッキングとか超得意分野だし。







それに。







覚えてないかもしれないけれど、俺は1度だけ



















この地下室に閉じ込められたことがある。

◆→←◆



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作者名: | 作成日時:2018年3月10日 23時

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