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◆ ページ16
青side
まぁ、襲われそうになったことは後で伝えるとして、俺
死にそうです。
あれから二時間。
俺と男の会話を聞いていたであろう幹部らが
忠誠を誓うためなら、と
俺に仕事を預けてきた。
資料纏めとか俺の仕事じゃねぇ……。
面倒事を部下に押し付けておいてＪには自らやったと証言する。
俺の脳、無駄遣いしてんじゃねぇよ。
そう、言ってやることに心の中で決めていた。
押し付けられた任務を一から順にこなしていくが、俺の意識はあらぬ方向に向いたまま。
例の
“中島家のこと”
についてだ。
皆も聞いたから分かると思うけど、昨日調べた会社というのは７の中島裕翔の両親が働いていた会社のこと。
詳しく話すと長いから、全員揃ってから解明することにして。
今物凄くチャンスなんだ。
実はぁ〜
Ｊや本部の幹部のパソコンを借りることに成功したんだ♪
どうやったかって？
それは……
ひ、み、つ❤←
それらを借りる代わりに仕事量を増やされたんだけどね？
まぁ、俺への警戒を少しでも緩めるなんて、馬鹿にするにも程があるっての。
・
昨日のようには、させないよ？
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作者名：柊 | 作成日時：2018年3月10日 23時
