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「いい天気だね、気持ちいい...」
蓮「日差しもそこまで強くないし、ちょうどいいくらいだね」
「なんか、こういうのもいいね...
ゆっくり2人で歩くのも、たまにはいいな」
少しずつ赤ちゃんも大きくなってきてるから、ゆっくり、ゆっくりと歩いて近所の公園まで来た。
付き合ってる頃から変わらない、恋人繋ぎも。
蓮「あ〜癒される」
「ほんと？リフレッシュできた？」
蓮「俺はAといたらいつでもリフレッシュできてるから心配しないで」
「私、そんな超能力持ち合わせてないけどなぁ笑」
蓮「Aの存在自体が癒しなの。
本当にAのこと好きだわ、大好き」
「...ん、私も大好き、」
結婚してから、少しだけ素直になれた気がする。
いつもストレートに思いを伝えてくれる蓮に、私も伝えたいって、思うようになったからかな。
蓮「子供って可愛いな」
「ね、」
蓮「赤ちゃん、性別どっちだろうね」
「蓮はどっちがいい？」
近くにあったベンチに座りながら、そんな事を話す。
先に私を座らせてから、蓮も隣に座って。
そんなさり気ない優しさも、大好きだ。
蓮「ん〜俺は男の子かな
一緒にサッカーしたい」
「男の子かぁ〜いいね。
だったら蓮に似てかっこいい子なんだろうなぁ」
蓮「俺かっこいい？」
「うん、かっこいい。世界一。」
蓮「ふは笑 ありがと」
誰が見ても蓮はイケメンの類に入るのに、本人は自覚してるのかしてないのか...分かんないけど、
私がかっこいい、って言うといつも頬を赤く染める。
なんだか付き合いたてのカップルみたい。笑
「早く会いたいなぁ」
蓮「あと5ヶ月くらい、か」
「うん...あっという間なんだろうな」
蓮「この子が大きくなったら、この公園来ような」
私のお腹を撫でながら、私の目を見てそう言った蓮
「...うん、楽しみだね」
蓮「...暗くなってきたし、スーパー寄って帰るか」
「ん、そうだね。」
蓮「グラタン楽しみ」
「久々に作るからあんまり期待しないでね？」
蓮「Aの作るご飯は全部美味しいから大丈夫だって」
「なんか、すごいプレッシャーを感じる...笑」
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作者名：こようぃん
| 作成日時：2020年12月6日 14時
