＃21 ページ21
深澤さんえ、Aって運転できんの!?すご!
A出来ますよ!18歳になってからすぐ取ったので
深澤さんまじ!Aの運転する車乗ってみたい
Aじゃあ、電車じゃ行きずらいところで考えておきますね!
今からワクワクが止まらない。
何処がいいかな、
電車で行きずらいところ、って...
.
.
.
A着きました、家の真ん前に停めてます
辰哉さんおっけ、今すぐ降りるわ!
前髪おかしくないかな
服装、大丈夫だよね
気にし始めたら、何もかも気になってしまう
バックミラーで前髪を確認していると、コンコン、と鳴った
鳴った方を見ると辰哉さんで、急いでドアのロックを解除した
深「おはよ！お迎えありがとね！」
「おはようございます、大丈夫ですよ、私がしたかったので...」
深「んで、今日はどこ行くか決まった？」
「はい、決めました
そこまで時間がかかるので、寝てていいですよ」
深「いや、寝ないで起きとく
Aの運転してる姿見たい」
「...それは運転に差し支えのないようにお願いしたいです」
深「ふは、おっけ笑」
敢えて高速は乗らずに、下道を走ることにした
それなりに時間はかかるけど、ゆっくりドライブを楽しみたかったから。
途中、コンビニに寄ったりして、ようやく到着。
深「海か〜！」
「はい、今は流石に入れませんけど...
海、最近来てなかったな、って」
深「確かに来てないな〜
いいね、たまにはこういうのも」
「...よかった、」
車を降りて、砂浜まで来た
深「冷たいかな」
「どうでしょうか、まだ冷たいような気も...」
深「...うん、ふつーに冷たかったわ笑」
でも楽しいからいっかー
なんて言って、水でぱしゃぱしゃ遊んでいる辰哉さん
「辰哉さん可愛い」
深「俺じゃなくてAが可愛いの」
「いや、辰哉さんの方が可愛いです」
深「Aの方が可愛い！笑」
そんなくだらない言い合いも、幸せだなぁって。
この時は本当に幸せだったな、なんて思う。
もうすぐ、この楽しい時間は終わるというのに...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 436人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こようぃん
| 作成日時：2021年1月3日 14時
