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?「俺はね、27」
「え!?」
?「ふは、びっくりした?笑」
「...はい、」
見た目、27歳になんて見えないから。
24とか、それくらいかと思ってた...
?「そー思ってくれて嬉しい笑」
「...どうも?」
?「なんで疑問形なの笑
Aちゃん面白い子だね」
「はぁ、」
深「あ、俺ね、深澤辰哉って言うから。よろしくね」
「よろしくお願いします...?」
大体、名前を聞いたところでじゃん。
もう会うことなんてないんだから。
今回は偶然出会っただけ...だし。
深「ね、LINE交換しよーよ」
「なんでですか...?
初対面の人と交換するほど、私はカード緩くないですよ」
深「それ自分で言うのね笑
...Aちゃんとこれからも会いたいから。
あ、ストーカーとかそういう意味でじゃないよ?友達として、かな」
友達...?
19と27が友達って...話、合うのかな
って、なに私も話に乗ってるの。
今回限りなんだから、交換なんてする必要ないじゃん。
深「どーしても!お願い!!」
「でも...」
深「何したら交換してくれる?
ご飯奢るよ?なんでもするよ?」
「...引くってことはないんですね?」
深「ないね」
きっぱり言い切ったな...
これは私が諦めないといけない感じ...?
「...交換するだけですよ?」
深「うん、するだけでいいよ」
「...なら、これ、私のLINEです」
渋々私が折れることになって、QRコードを見せた。
深「ありがとね!まじで感謝!」
友達の欄に、"ふっか"と追加された
「ふっかって...深澤さんのあだ名ですか?」
深「そーそー!
Aちゃんもふっかって呼んでよ」
「...気が向いたら、」
深「ガード固いなぁ〜笑」
交換しただけ、連絡なんて絶対しないし。
深「あ、なんかあった時とか気軽に電話してね?俺暇だからいつでも出るし」
「...絶対しないですよ」
深「もー、ガード固すぎだって笑」
絶対、なんて言ってたのに、その言葉は嘘となる。
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作者名:こようぃん | 作成日時:2021年1月3日 14時