暦君と怪異…。

第1怪異:私。 ページ3

A『眠っ…今日は高校の入学式か』


祖母『早く支度して朝ご飯食べちゃいなさいな、Aちゃん』


A『はーい…どうせ高校だってつまらないんだろうな』


Aは支度をすませ、真新しい制服に袖を通し外に出た。


外に出ると新入生がたくさんいる。


友達と一緒に行ってるいる新入生をAは羨ましくも思わず、さっさと学校へ歩いていった。


Aは数分で学校へ着いた。


自分のクラスを探して入っていった。


A『ここ…かな』


ガラッ―


A『っ…?!』


急に頭に変な激痛が走った。


Aはその場に倒れてしまった。


？『ぉい!おい…!!起きろ!』


A『…ん？』


？『大丈夫か？』


A『え、ぁ…うん』


？『お前、急に倒れたんだぞ』


A『そうだっけ…？』


？『覚えてないのかよ!あ、そうだ!?お前、名前なんていうんだ？』


A『わ…たし？私は…瀬波A』


？『そうか!俺は阿良々木暦だ、よろしくな』


A『こ、よみ…？暦……』


暦『うん？どうしたA』


A『…いや、何もない』


暦『そうか、じゃあ教室に戻るぞ』


A『うん』


私は思った…なぜこんなにも暦君と聞くと胸の鼓動が早くなるのだろうと。


今日の学校は午前中に終わってしまった。


意外にあれから暦君と気が合い喋っていた。


私は初めてこんなにも学校が楽しいと分かった―

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