【名探偵コナン】貴方の隣。【純黒の悪夢】 (ページ8)

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コナン「今、彼女がベンチに放置していった記憶媒体になりそうなスマホのデータを、博士に復元して貰ってる」

ジェイムズ「では、解析でき次第教えて欲しい。どこまでの情報が漏洩したのか、一刻も早く把握しなければ…世界中がパニックに陥る」

コナン「！？…どんなデータが盗まれたの？」

「ノンオフィシャルカバー」

コナン「それは…」

キャメル「警察庁がつかんでる世界中のスパイのリストだ」

ジョディ「そう…NOCリストよ」

もし、彼女が記憶を取り戻し、組織に戻ったら、潜入しているスパイは全員消される。

そのスパイの中には、先輩も含まれてる筈。

ジェイムズ「それだけでは無い。NOCリストが公開されたら、世界中の諜報機関が崩壊するかもしれん…」

コナン「それってヤツらが、諜報戦争の要を握ったって事なんじゃ…」

ジェイムズ「そう…となると……」

「今回の暗殺は、単なる始まり…序章に過ぎへんのやで。小さな探偵」

何としてでも、序章で終わらせなければ。まずは、記憶喪失だと言う彼女と接触するかと思っていたら、携帯が震えた。

「ちょっとすいません」

車から離れ、応答をタップした。

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