【名探偵コナン】貴方の隣。【純黒の悪夢】 (ページ23)

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一旦Aと別行動をしていたコナンは、立ち入り禁止のロープの下を潜って、観覧車内部に入った。

コナン「(ヤツらが仕掛けてくるとすれば…人目につかず、警戒が手薄になるこの観覧車内部に違いねぇ……一刻も早く計画を暴いて、公安とFBIに伝えねぇと！)」

追跡眼鏡で内部を見渡していると、上の方のフロアーを走る赤井の姿を確認した。

コナン「！？…(何だ、あの無数のコードは…)」

すぐ真横にあった怪しげなコードに、視点を合わせる。そのコードを辿りながら、暫く思案し、1つの答えが浮かび上がった。

コナン「(……まさか…だとしたらやべぇ…！すぐに確かめねぇと！)」

「ボウズ！」

コナン「！…やっぱり、あそこに置いてあったライフルバックはAさんのだったんだね」

「うん。先輩が置いといてくれたんよ。それより、状況は？」

コナン「かなりやばいかもしれない」

ついてきて！と走って行くコナン。その後ろを走り、ついたのは階段を登った先にある消火栓。

「これがどないしたんや？」

コナン「消火栓の前に、周りを見てくれ」

「ちょっと待ってや」

阿笠博士に開発して貰った眼鏡を掛けて、ボタンを押す。

基本的にはコナンと同じだが、動作検知や、熱センサーetc…FBIの任務に必須な機能も搭載されてる優れ物。

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