【名探偵コナン】貴方の隣。【純黒の悪夢】 (ページ18)

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PCの電源を落として、シートベルトを外す。

赤井「待てA。何をするつもりだ」

「……何って…決まっとるやないですか。助けに行くんですよ。オレの大切な人達を」

赤井「A！」

制止の声を無視し、車から降りた。先輩には申し訳無いけど、俺にだって譲れない事がある。

使い慣れたワイヤー銃で、どんどん街中を進んでいく。

「(ん？あの車は…)確か、風見…とかいう奴のやな……水族館に向かっとるんか」

何とか先回りして、紗菜達を避難させんと。

焦って落ちないように気を付けつつ、射程距離ギリギリにアンカーを刺して速度を上げた。

聡真「そういえば、Aの会社の上司…確かジョディさん？だったっけ」

力哉「あーあの、金髪の女の人な」

聡真「そうそう。美人だったな。Aの彼女だったりして」

紗菜「あんなべっぴんさんが、お兄の彼女な訳あらへんやん！聡真さん、変な事言わんといて下さいよ」

聡真「いやぁ、分かんないよ？案外ありそうじゃない？」

そう言いながらチラッと妃夏を見ると、ムッとしながら聡真を睨んでいる。

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