【名探偵コナン】貴方の隣。【純黒の悪夢】 (ページ16)

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紗菜「凄い怒鳴る声がしたけど、お兄はなんて言ってたんです？」

妃夏「合流は出来へんて。それより、危ないから皆連れて水族館を出ろって」

力哉「どういう事や？」

妃夏「理由聞いても教えてくれへんねん」

むすーっと口を膨らませる。この時間で仕事が終わって無いって事は、残業か。でも、友達と身内が来てる時くらい、定時で上がってくれても良いと思う。

それに加え、何の理由も話して貰えないまま、ただ危ないって言われて。

妃夏「もう…訳分からん男やわ」

聡真「それで、どうする？」

妃夏「ええよ。Aの事は放っておいて、観覧車乗ろうや」

力哉「ええな。行こうぜ」

「(くそっ、、逃げててくれたり…せぇへんよな…)電話くらい出ろや！！あのアホ共！！」

赤井「落ち着け、A。まだ、ヤツらは直接的な攻撃はしてこないはずだ」

「でしょうね。もし、公安がキュラソーの記憶を戻そうとするなら、恐らく体調を悪くした観覧車に乗せる。そして、ヤツらもまた良いタイミングを狙うはず。ただ、1つ疑問なのは、キュラソーの記憶を戻す鍵になっているのが、観覧車なのか、また別のものなのか…」

そこだけが考えても全然分からん。

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