【名探偵コナン】貴方の隣。【純黒の悪夢】 (ページ14)

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キュラソーなら、警察病院に居る筈。

赤井「キュラソーが、公安に警察病院から水族館に連れて行かれた。恐らく、ヤツらはそれを盗聴していたのだろう」

「つまり、キュラソーの位置は把握済みって訳ですか」

赤井「あぁ。それに、ヤツらはバーボンよりキュラソーの奪還を優先しているんでね」

「ったく……公安はほんまにアホやな…盗聴にも気付かへんなんて」

赤井「間違ってもバーボンには言うなよ」

「分かってますよ。それより、はよ水族館に行かへんと」

Aがシートベルトをしたのを確認し、エンジンを掛けて、アクセルを踏んだ。

「？(電話や…妃夏…？)」

車が発進して数分。妃夏から電話が掛かってきて、首を傾げながら応答を押した。

『なんや』

妃夏『第一声冷たいなぁ。私達、あの後東都水族館に行ったんよ。そんで、Aも合流出来へんかなーって』

『東都水族館！？今か！？』

妃夏『え、、う、うん……そうやけど…』

『アカン！！さっさと水族館から出ろ！』

妃夏『どないしたん？Aらしくないよ』

確証は無いけど、ヤツらがキュラソーの奪還をするなら、何かしら仕掛けてくる。だから、今水族館に居るのは危険すぎるだろ。

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