【名探偵コナン】久しぶりに帰省したら、知らない男が住み着いてた件について。 (ページ41)

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新入社員は全部で10人程度で、Aは何かチャラそうな男と広報部に配属された。

部長「新入社員の、工藤Aさんと、澤田飛翼(さわだつばさ)君だ」

飛翼「よろしくお願いしまーす」

「お願いします」

どうやら、人手不足で忙しいらしく、怒涛の勢いで仕事を教えられた。飛翼…とやらは、やる気が無さそうで使えなさそう。

てか、同期が1人しか居ないとか最悪すぎる。

「(ああいうタイプは、関わらない方が身の為だな…)」

あのチャラい感じが、あいつらと似ていて何か怖い。

河原「Aちゃん、初日とは思えないくらい仕事の吸収早いね！」

「ありがとうございます」

この人は、あたしの指導係になった河原雨音(かわはらあまね)。染めたであろう金髪ロングヘアーの女性。

たった数時間しか話してないが、所謂ぶりっ子に属する人間だ。話し方もそうだし、あからさまに作ってる猫なで声が鼻につく。

「(正直関わりたくない)つかぬ事をお聞きしますが、河原さんは仕事無いんですか」

河原「わたしは、だいじょーぶ！ぜーんぶ皆がやってくれるから！」

「…………………は、はぁ…」

自信満々に言ったかと思えば、ｷｬﾋﾟｯ、と効果音が付きそうな笑みを向けてくる。

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