【名探偵コナン】久しぶりに帰省したら、知らない男が住み着いてた件について。 (ページ38)

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￤Episode.37￤ページ38

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でも、氷水は有難く頂いた。なんてったって、氷水に罪は無いから()

「……なぁ、ハイネック」

沖矢「僕の名前は沖矢昴です。なんですか？Aさん」

「あたしに盗聴器仕掛けただろ。灰原哀に呼び出された時」

沖矢「何の事でしょうか」

「何でただの大学院生が、灰原哀との会話を盗聴する必要があったんだよ」

知らないふりをしてるんだから、少し怯めよと思う。でも、まぁ事実だから構わないが。

沖矢「お二人の会話に興味がありまして」

「興味で盗聴器仕掛けんのかクソハイネック」

沖矢「気になった事は、どんな手段を使っても追求したい性分なので」

「てめぇ………"大学院生"だよな？」

沖矢「えぇ。"ただの大学院生"ですよ」

暫く、2人の間に沈黙が走った。お互い、探るような視線を向けて。

「はぁ……ﾁｯ。寝る。昼飯は要らねぇ。夜飯は、あたしが作るから何もするなよ」

沖矢「買い出しは？」

「夕方になったら行く」

沖矢「分かりました」

これ以上、こいつと同じ空間に居るのは耐えられない。何か、良く分からないけど、こいつには深く知られちゃいけない気がして。

「(あいつ…本当にただの大学院生なのかよ…)」

あいつに対してだけは、疑念しか抱けない。

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