【名探偵コナン】久しぶりに帰省したら、知らない男が住み着いてた件について。 (ページ31)

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￤Episode.30￤ページ31

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お風呂から出て、沖矢とカレーを食べて後片付けをする。そして、買っておいた酒と煙草を持ってベランダに出た。

「……ふぅ、」

沖矢「何か羽織った方が良いですよ」

「寒くないから平気だ。過保護すぎんだよ」

沖矢「………」

「？」

珍しく何も言わずにどこかへ行った沖矢。今更、傷付いたとかそんなんじゃないよな。

いや。今までのが積み重なって……。

「(って、何心配になってんだあたしは。別にそれでも良いじゃねぇか。あたしとあいつは、所詮ただの同居人)」

気にする事は何も無い。寧ろ、あいつが気にし過ぎなんだよ。

大丈夫、と自分に言い聞かせ、酒を煽る。すると、ふわっと肩に何かが掛かった感触がして、咄嗟に後ろを見た。

「(毛布…)おい」

沖矢「何ですか？」

「何ですか？じゃねぇよ……何も言わずにどっか行ったから、風呂にでも入ったのかと思ったじゃねぇか…」

沖矢「たまには、反論せずに黙って居なくなったら、Aさんはどんな反応をするのかと気になったんです。随分、考え込んでいたみたいですね？」

「っ！！この、、くそハイネック！！いっぺん死ね！！」

色々考え込んでた自分が馬鹿みたいだ。口が裂けても、それは言わないが。

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