【名探偵コナン】久しぶりに帰省したら、知らない男が住み着いてた件について。 (ページ22)

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￤Episode.21￤ページ22

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ただひたすら怖い。

毬山「さっき、目の前を通り過ぎた時に、もしかしたらって思ったんだよ」

矢崎「いやぁ。俺達は運がいいな〜」

コナン「(さっきのあの車か)」

ついさっきあった、ガソリンスタンドの駐車場から出待ちしてた車か、と合点がいく。

信号が近かった事もあり、減速していたから中が見えたのだろう。

矢崎「それで、ちょっとお話しようぜ」

毬山「降りて来いよ」

「……」

沖矢「あの。彼女の様子を見ていると、貴方達は友人という訳では無さそうですが」

「やめろハイネック野郎。……降りれば良いんだろ」

コナン「姉さん！」

必死に止めようとするコナンの手を、安心させるように一瞬だけ握った。

「大丈夫。皆、良い子に待ってて。……頼むぞ」

沖矢「了解」

不安げに見てくる歩美達に、笑顔を向けて車を離れた。

少し捲れた袖を直すふりをして、さっき手を握った一瞬で渡された盗聴器を付ける。これで、コナンが会話を聞いてるから、もしもの時は対処してくれる筈だ。

「何で、ここに居るの…？」

矢崎「会社辞めたお前が、地元に帰ったって聞いてよ」

毬山「それで、せっかく仲良くなったお友達に会いに来たってわけだよ」

ニヤニヤと下劣な笑みを浮かべる2人。

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