【名探偵コナン】久しぶりに帰省したら、知らない男が住み着いてた件について。 (ページ20)

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￤Episode.19￤ページ20

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「お待たせ。どこ行きたいか決まった？」

運転席に乗って、シートベルトを締めながら問うと、灰原が携帯の画面を見せてきた。

灰原「ここに行きたいんですって」

「遊園地と併設の動物園か。わかった」

やったー！と喜ぶ歩美達。子供は無邪気で可愛いなーなんて思うと、心が和む。ナビに行き先を入力して、コンビニから出た。

歩美「Aお姉ちゃん、お菓子食べていい？」

元太「俺も食いてー！」

「良いけど、シート汚すなよー」

3人「はーい！」

コナンと灰原は、つまんなそうに窓の外を見ている。その様子をバックミラーで見た時。ふと、違和感を覚えてサイドミラーを見た。

「………(やけに車間距離詰めてくるな…)」

沖矢「Aさん、一旦路肩に」

「分かってる」

所謂煽り運転だ。こういう場合は、大人しく路肩に寄せて、通り過ぎるのを待つのが最善策だ。

ウィンカーを灯し、丁度良い所にあった待避所に駐車する。あたしも沖矢も、これで通り過ぎていくだろうと甘く考えていた。

しかし、その車は何故か待避所に入って来て、あたし達の車の後ろに駐車したのだ。

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