【名探偵コナン】久しぶりに帰省したら、知らない男が住み着いてた件について。 (ページ17)

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￤Episode.16￤ページ17

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うるうるとした瞳で見られたら、断りずらくなる。灰原はすぐに「仕方ないわね…」と了承したが、沖矢はAへ目配せした。

「…………来れば良いだろ」

沖矢「良いんですか？」

「子供の涙を見るのは不本意だからな」

博士と沖矢の車では全員乗れないので、Aがバイクに乗ってレンタカー屋でワゴン車を借りてきた。

Aが運転席、沖矢は助手席。その後ろにコナンと灰原。そして、1番後ろに歩美、光彦、元太が座る。

阿笠「気を付けるんじゃぞー」

歩美/光彦/元太「「「はーい！！！」」」

3人が元気良く返事をしたのと同時に、車を出した。

「(そーいや、煙草切らしてたんだ)すまん。先に、近くのコンビニ寄って良いか？」

歩美「うん！」

「さんきゅ」

看板が見えてきたら少し減速して、コンビニの駐車場に入る。皆にジュースとお菓子くらい買ってあげようと思い、車から下ろした。

「(あたしは、コーヒーで良いや)」

沖矢「ブラックコーヒーですか？」

「…悪い？」

沖矢「いえ。ただ、若い女性は甘いコーヒーか、紅茶の方が好きかと思いまして」

「甘い物は嫌いじゃない。でも、飲み物が甘ったるいのは何となく許せないんだよ」

口の中にずーっと残る感じが不愉快なのだ。

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因みに、作者は甘い物と甘い飲み物大好きです()