【名探偵コナン】久しぶりに帰省したら、知らない男が住み着いてた件について。 (ページ12)

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￤Episode.11￤ページ12

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片付けはやりますよ、と聞かなかったので、仕方なく任せた。

「(新の所にでも行くか…)」

軽く身支度をしていると、片付けを終えた沖矢が「どこか出掛けるんですか？」と聞いてくる。

「一々お前に言う必要は無いだろ」

沖矢「万が一の時に、居場所は知っておいた方が良いかと思うのですが？」

「何かあっても、あたしは1人で対処出来る。甘く見るな」

沖矢「コナン君なら、今日は阿笠博士の所に子供達と居るそうですよ」

「人の話聞いてない所か、行く先当ててんじゃねぇよ！気色悪いな！」

何で分かったんだこいつ。怖すぎるだろ。しかし、阿笠博士？の家は知らない。困ったな。

沖矢「道案内しますよ？」

「………ﾁｯ」

あたしが不服そうに唸ってるのを他所に、沖矢はジャケットを羽織り、靴を履いていた。

沖矢「行きますよ」

「…」

渋々沖矢と共に、阿笠博士の家まで歩く。ものすごく不本意だが。

しかし、街中でこいつと歩いてると周りの視線が鬱陶しい。

「(そりゃそうか。こいつ、、、ムカつくけどルックスは良いもんな…)」

すれ違った人が2度見したり、女性達がキャピキャピ騒いでる。正直、めちゃくちゃうるさい。

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