【名探偵コナン】久しぶりに帰省したら、知らない男が住み着いてた件について。 (ページ11)

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￤Episode.10￤ページ11

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「ふわぁ…」

沖矢「おはようございます、Aさん。随分眠そうですね」

「うるさい。さっさと飯作る」

冷蔵庫の中から、豆腐と油揚げと味噌を取り出し、鍋に水を入れる。それを火にかけてる間に、隣のコンロできんぴらごぼうを作り始めた。

沖矢「同時進行でやっていくんですね。凄いです」

「一つ一つやってたら時間が掛かり過ぎるからな」

洗ったごぼうと、皮を剥いた人参を千切りにしていき、ごぼうは水に浸す。その水気をしっかり切って、ごま油を敷いたフライパンに投入した。

少し炒めていると、さっき火に掛けた水が沸騰していたので、豆腐と油揚げを入れる。

「(後は、ごぼうと人参がしんなりしてきたら、酒と、醤油、砂糖、みりんを入れる)」

少し放置してから、火を止めてきんぴらごぼうは完成だ。そして、出汁と味噌を入れたら、味噌汁も完成。

鮭をグリルで焼きつつ、卵焼きを作れば十分だろ。

「(適当に煮浸しでも作っておくか)」

沖矢「料理の効率がとても良いですね。つい、見惚れてしまいました」

「そりゃどーも。お前も、これくらい出来れば良いんだけどな」

沖矢「精進しますよ」

ニコニコしながら言うもんだから、何か腹立つ。さっさと適当なお皿に盛り付けて、椅子に座った。

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