will6 ページ6
「で、どうなんですか実際のところ」
「……お前のせいで気付いちゃったじゃんか」
「っ! てことは!」
「あーーー、うん。……す、き…なんだと思う…」
「!!!!!!!!!」
どんどんと小さくなって聞こえたのかも分からない俺の返事にまふまふは声にならない叫びをあげて足をバタバタしている
おい、うるさいぞやめろ!
「やあああっと自覚したんですね!!!」
やっとってどうゆう事だよ…なんで俺より先にお前が俺の気持ち知ってたの…
言いたいことは山程あったがまふまふはすべて察したらしい
「言っときますけど、そらるさん以外はみーーんな気づいてましたからね?
んーと、一番最近で言ったら…あ、ライブの次の日、そらるさんの家でみんなで打ち上げしたじゃないですか。あの時そらるさん、めちゃくちゃりこちゃん目で追ってたし、その目がもう恋人を見るような目で…
頭とかに触れるのも手つきがこっちが照れそうなくらい優しくって。るすくんたちとあれで付き合ってないとおかしいって話てたんですよ…
って、そらるさん大丈夫です?」
「ダメージ回避不可」
うわあああと悶え転がる俺をまふまふは笑いながら見ていた
まって俺そんなに恥ずかしいことしてたのか…今すぐ戻ってみんなの記憶からその光景を消し去りたい
「そらるさんりこちゃんに告白しないんですか?」
「ええ…するわけないだろ、」
「なんでですか!!せっかく自覚したのに!」
「いや俺が告っちゃったらもうそれ犯罪になるんじゃないの?」
相手高校生だぞ?流石に犯罪なんて犯したくない。おとなしく静かに暮らしたいんだ俺は
「まあ、それはそらるさんの自由だから僕がとやかくいう事じゃないのはわかってます。
だけど、うかうかしてるとりこちゃん、誰かに取られちゃいますよ?彼女あんなに可愛いんだから
後で後悔しても知りませんからね!」
ふふん、と不敵な笑みを浮かべて挑発してくるまふまふ
分かってるけどさあ、けど相手が悪いよ…
今の俺は逃げ道を探して自分の気持を隠すしかないんだ
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羅涙冬。~らるふ~ - 更新待ってます!ゆっくりでいいので頑張ってください!応援してます! (2018年8月9日 16時) (レス) id: 5555e1981a (このIDを非表示/違反報告)
ガルボ(プロフ) - 凪咲さん» コメントありがとうございます! これからも応援是非宜しくお願いします(*´∀`) (2017年10月2日 23時) (レス) id: 490bebaed7 (このIDを非表示/違反報告)
凪咲 - めちゃくちゃ面白いです!頑張ってください! (2017年10月1日 13時) (レス) id: 6d1da23217 (このIDを非表示/違反報告)
ガルボ(プロフ) - 亜麻都さん» ありがとうございます!! これからも楽しんでもらえるように頑張ります(*´∀`)!! (2017年9月24日 23時) (レス) id: 490bebaed7 (このIDを非表示/違反報告)
亜麻都(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!!これからも楽しみにしてます!!!!更新頑張ってください!!!!ヽ(・∀・)ノ (2017年9月24日 13時) (レス) id: 4c7f3da984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニナ | 作成日時:2017年9月24日 1時