壊した俺は壊されたい Ⅶ 【男主】/東卍 (ページ8)

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一虎視点

Aがﾄﾞｻｯと倒れた。

『イヌピー..これで俺らは....』

乾)「あぁ..大きな罪になるな。一生記憶に残る」

半)「アー..ダリィ」

タ)「...」

頼まれたからと言って殺すのは嫌だと抵抗したがAは嫌がった。

俺らは後々追うことにしている。

もう今すぐにでも行きてｪ

そう絶望している時だった。

タ)「過去で.....助けましょう」

イ)「は？？」

タケミチがそんなことを言った。

イ)「オマエ..ふざけてるよナァ？変なこと言うな。」

タ)「変なことじゃない！！！」

イザナに同感しているとタケミチがそう叫んだ。

タ)「皆は悲しくないんですか！？つらくないんですか？！」

タ)「皆で笑いあっていたかったんじゃないんですか？！なんでです＿＿」

『うるせぇっなｧ！！！！！！』ｶﾞﾝｯ

その辺にあったドラム缶を蹴っ飛ばす。

そりゃぁ悲しいし苦しいしつらい。

つらくないわけネェ。

もし救えたら？

今も幸せだったか？反社じゃなくてお前らみてｪに。

『賭けようぜタケミチぃ..』

稀)「は？一虎オメェ.....やるきか？」

『賭ければいーんだよ。無理だったら始末。それしかできねぇだろ。俺らには』

そう言い放てば皆黙る。

タ)「...じゃぁ..良いんですね？今から地獄ばかりですよ」

『今もう地獄なんだよ....黙って行けよ。』

A。ゴメンな。最後だけでもいい。

我がままに付き合ってくれ。