再来 ページ24
「ぺ〜ンギュ〜イ〜ンズ?アジトは見つけたぞぉ〜?」
「「!?」」
扉の外から悪党じみたあの独特な声が聞こえてきた
やつだ…
遂にシオフキーがここを嗅ぎつけてきたんだ!
「ここにいろサイン!」
「でっでも!」
「奴は危険だ。君にどれだけ実力があっても危険な目には極力合ってほしくないんだ。」
「あっ…」
ここにいろとくぎを刺してコワさんは部屋から出て行った
私は気付かれないように気付そっと扉に耳を当てた
「久しぶりだな?飛べない宿敵たちよ。」
「テレビに映ってるだけです。」
「我々のテレビから出ていけ!」
外ではテレビ電話を通してシオフキーと隊長たちが話をしていた
内容は最新機器を投入して私達のことを見張っていたことと人質としてジュリアンさんが攫われたことだった
人質が殺されたくなっかったら邪魔をするなという事だろう
そして通信は高笑いで終わるかと思われた
が、
「…あ、そうだ。もう一つ言っておきたいことがあったのだった。」
ふいにシオフキーが高笑いをやめ、つぶやいた
「はぁ。今度はなんだ?」
「おかしいと思ってたのだが…もう一羽いるだろう?」
「「!」」
瞬時に私のことだとわかった
外から動揺した声が聞こえる
「なっなんのことだか…」
「しらばっくれるのはよせ。こっちはもう調べがついている。出てこいサイン!隠れていても無駄だ!ここにいるのはわかってる!でなければ今スグに人質を殺すぞ!」
「なっ!?きっ、貴様!」
「待ってください!」
私はシオフキーにそう言われ、とうとう部屋から出てしまった
「サイン…!」
「私はここにいます!だからジュリアンさんを殺すのはやめてください!」
「た、助かったぁ…」
「そうだ。それでいい。」
シオフキーは満足そうな笑みを浮かべ、ジュリアンさんに近づけていたであろうロブスターのはさみをおろさせた
「会いたかったぞサイン。」
「私は会いたくなかったです。」
「お前がどう思おうと私には関係ないさ。まぁとにかくお前がここにいるというはっきりとした確証が得られたところでお前に話したいことがある。」
「サインはお前と話すことなどない!」
「コワさん…!」
シオフキーとの会話にコワさんがコワさん前に立って遮った
「邪魔だコワルスキーどけ。」
「うるさい!お前なんかに彼女の何がわかるというんだ!」
コワさんがそう叫ぶとシオフキーは目を丸くして、また笑い出した
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闇鍋ソース - コメありがとうございます!そう言って頂けて本当に嬉しいです!とても元気がでます!これからもっと面白くなっていくので楽しみにしていてください! (2018年4月9日 7時) (レス) id: 00ec63ee18 (このIDを非表示/違反報告)
あやまる〇(プロフ) - こんばんは!初めまして、あやまると言います!最近読み始めたのですがとても面白くて作品更新がとても楽しみです^^*投稿主様のペースで構いませんので、これからも頑張って下さいね!陰ながら応援してます! (2018年4月8日 20時) (レス) id: 230c938807 (このIDを非表示/違反報告)
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