貴方は私の大切な・・・（コワルスキー・シオフキー）

仮入隊 ページ33

「諸君！パトロールの時間だ！」

コワさん達と過ごして動物園の中での生活も慣れ、数日がたったある日のこと、私は朝早くに目が覚め、そんな隊長の言葉を聞いた
寝室にしているラボの扉からそっと覗いてみると隊長を前にしてコワさん達が整列していた

(何してるんだろう)

そう思いそのままラボから出て隊長達に声をかけることにした

「おはようございます。あの…何してるんですか？」

「サイン！もう起きたのか？」

すると皆驚いた顔をして私を見た

「あーえっとだな、我々は今から…」

「今から動物園をパトロールして回る時間なんすよ！サインもく((ヒャウン！」

新人が言おうとすると隊長は新人に平手打ちをかました

「パトロールってなにするんですか？私も連れてってください！」

なんだか仲間外れにされた気がしてすこし不貞腐れながら言うと、隊長達は顔を見合わせた

「あーサイン、これは我々の任務であって遊びじゃないんだ。か弱い君を一緒に連れていくことは出来ん！留守番しててくれ。」

「でも私一回隊長と戦って難なくやってのける位の戦闘スキルだってありますし、なにより私はなるべく皆さんと一緒にいて仲良くなりたいんです！」

そう言うとまた皆は顔を見合わせ、少し話し合うと、

「……分かった。そんなに言うなら仮隊員として今日1日任務を一緒にしてみるか？生憎今日は１日任務の日でな。ずっと留守番していてもらう予定だったからな。君が言うなら仕方ない。それに今考えてみると君の実力もまだみきれていないしな。いいきかいだ。異論のあるものは？」

「ないっす！」

「オケ」

「賛成です。サイン、危険になったら私が守ってやるからな。」

「ありがとうございます！」

「ではいくとしよう。」

「「はい！」」

こうして私は１日任務を体験することとなった

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あーーー…このペースじゃ続編までシオちゃん出せそうもないなー…はよ書きたい。でも順序大事。受験爆発しろ

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