貴方は私の大切な・・・（コワルスキー・シオフキー）

自己紹介 ページ18

「それではだいぶ遅くなったが自己紹介をしよう。
私は隊長。このチームのリーダーだ。」

隊長はそう言ってメンバー紹介を始めた

「このちっこくてキュートなのは新人。
チームのかわゆさ担当だ。」

「うふふ！よろしくね。」

「そして嘴の傷ととさかがワイルドなリコ。
チームの戦闘要員だ。」

「サカナァ！」

「そして君の後ろにいるのっぽ君がコワルスキー。
チームの作戦、分析、発明が役職だ。
‥‥まぁ発明品の大半はよくわからなくてすぐにおしゃかになるがな。」

「よっよろしく・・って隊長！もっとましな紹介してくださいよ！
おしゃかってなんですかおしゃかって！」

コワルスキーのツッコミとともに基地は笑い声に包まれた

「さぁ、次は君の番だ。」

そういうと隊長は私をさした

『あっはい！私はサインといいます。
得意なのは化学関係と少し戦闘。よろしくお願いします！』

「科学が得意だって！？私と同じじゃないか！」

『はい。たしかコワさんも発明をするそうですね。
よければ今度一緒にやりたいですね。』

「コッコワさん！？」

『あっ！すすすいません！まだ会って少ししかたってないのにあだ名なんてつけてしまって…』

何故かシオフキーの時とは違い、まるで前から使っていたかのように自然とコワさんと呼んでしまい、慌てて口を押えた

が、

「いっいやいい！そのままそれで呼んでくれ！」

コワさんはまた少し顔を赤くしながら私の肩をもっていった

『え？いいんですか？じゃあそのままコワさんと呼ばせてください！』

「あっああ！」

そう笑顔で答えるとコワさんはパッと私の肩から翼をはなし、また一層頬を赤くした

「では自己紹介も終わった所だ。そろそろ彼女にこの動物園を紹介して回るとしよう。」

『はい！ぜひともお願いします。』

「…あーではその前に少しコワルスキーに話があるからここで新人とリコと話でもして待っててくれ。」

そう言うとまだ顔の赤いコワルスキーを連れて隊長は部屋から出て行った

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