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恋に落ちたコワルスキー(no side) ページ11

動物園の入り口前

そこでは新しく来るペンギンの写真撮影が行われていた
そのせいか人も多く、紛れ込むのは容易かった

「さぁて…どんな奴か拝見と行こうか…」

「楽しみっすね!」

「ヤッ!」

「馬鹿!本部からの連絡もなく新しいペンギンが来るなんて怪しすぎる…もしかしたらスパイかもしれないんだぞ!?そんな甘ちゃんな考えではこの先生きていけないぞ!過酷な試練や数々の敵との衝突もある中で…」

「あ!来たっす!」

「何!?」

隊長の長い語りの途中でどうやら件のペンギンが来たらしい
さっきまで騒いでいたペンギンズだったが、そのペンギンの姿を見た瞬間、誰もが黙って魅入った
局長に抱かれ膝にちょこんと座るその姿はまるで小さな美しい花の様に可憐で魅力的なさまに
全員息をのんだ

「わぁ…!とっても可愛いっす…!」

「oh・・・」

「あぁ・・本当に・・・って違う!だめだ!やはりあれはスパイだ!あの魅力は我々を貶める為の策に違いない・・!
コワルスキー!あのペンギンを他へ移す方法を…コワルスキー?」

反応しないのを不思議に思い、3匹の視線はコワルスキーへと移る
その表情はだらしなく、嘴をあんぐりと開き、目はたれ、舌まで出している
そんなコワルスキーにすかさず隊長の平手打ちが炸裂する
「コワルスキー!しっかりしろ!任務中だぞ!」

「…あ、あぁすいません隊長…で、なんでしたっけ?」

そう答えるコワルスキーの顔はさっきよりは引き締まったとは言え、未だに夢うつつといった感じだった
そんなコワルスキーに隊長は顔を顰める

「コワルスキー…まさかとは思うがあのメスペンギンに恋したなんて言うんじゃないだろうな?」

「くぁwせdrft!?こっこここここ恋!?いっいいいいいいえいえまさか!あの娘がいくらウルトラスーパー可愛いからって恋なんて!」

「「・・・」」

コワルスキーは慌てて弁解するが、動揺しまくってる上、目が高速移動を繰り返して全く持って説得力が無い

3匹はやっぱりかとジト目でコワルスキーを見た。

初対面(no side)→←朝からパニック!(no side)



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設定タグ:ペンギンズ , コワルスキー , シオフキー   
作品ジャンル:恋愛
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闇鍋ソース - リルスさん» コメントありがとうございます。展開早いですが宜しくお願いします。コワの紳士と崩壊のギャップたまらぬwww (2018年1月17日 15時) (レス) id: c3d1155458 (このIDを非表示/違反報告)
リルス(プロフ) - コワマジ紳士… (2018年1月16日 23時) (携帯から) (レス) id: 5254e9f568 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - 月影アリアさん» なるほど弓ですか!確かにそれならシオちゃんでも使いやすそうだし2番目の夢主にも合いそうです。参考にさせていただきます! (2018年1月10日 17時) (レス) id: c3d1155458 (このIDを非表示/違反報告)
月影アリア(プロフ) - 薙刀イイですね……あ、弓とかどうです?(個人的に好きなだけ) (2018年1月10日 0時) (レス) id: 773e520719 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - 月影アリアさん» そう思って頂けて光栄でございます! さぁ…ご期待に添えるようイケペンになるよう頑張るぞ! (2018年1月6日 22時) (レス) id: 21c95cb039 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇鍋ソース x他1人 | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2018年1月4日 15時

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