怪談レストラン　#ホラーARS　　メイン更新 (ページ17)

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４・赤い傘　―あたしページ17

あたしは暫くそこに立ち止まっていた。

雅紀「A？？」

何分…何時間かが過ぎて
相葉ちゃんがあたしに気づいたらしく、声をかけてきた。

雅紀「あれぇ？傘は？？」
A「…相葉ちゃん。入れて」

雅紀「え？？」
A「翔くんに振られたんでしょ？←
だからあたしを入れて」

あたしは相葉ちゃんと帰った。
あのことは、あえて言わないで。

後から分かったこと。

お母さんはこの傘を買ったのではない。
拾った、らしい。

それも、あの木の下で。

そして、数年前の雨の日、そこで事故がおきたらしい。

事故にあった女の子が大事にもっていた水玉模様の傘が
…血で赤く染まったらしい。

女の子のお母さんはその傘を気味が悪くて捨てたらしい。

その傘をずっと女の子は捜していたんだ。

そしてあたしは、その女の子の写真を図書館の古新聞で見た。

あの女の子だった。

『赤い傘』おわり

―――――

赤い傘どうでしたか？
ほんと文才なくて、全然怖くないですね。
ホラーのはずなのに…
あたしてきにやっぱ死が混じんないと怖くないかな←
怖いのは基本的平気です。