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２・赤い傘 ―あたし ページ15
授業が終わっても雨はふっていた。
あたしは上機嫌で赤い傘を差して、学校をでた。
A「んん？？」
あたしは、おっきな木の下でうつむく髪のながい女の子を発見した。
あたしはその子のほうによる。
なんか、ほっとけなかった。
A「雨宿り？？」
少女「…ううん」
A「じゃ、どうしたの？？」
少女「……して」
え？？
少女「あたしの傘、返して！！！」
A「ええ！？」
あたしの傘って…
この赤い傘のこと？
A「なに言ってるの？これはあたしの傘だよ？」
少女「あたしの傘だもん…その、水玉の…」
A「水玉？これは水玉じゃなくて、赤一色の…」
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作者名：ありな | 作者ホームページ：http://www4.hp-ez.com/hp/nanndemo/page1
