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Aside
星が輝く夜。
人気がない道を松村さんと二人で歩く。
…本当に申し訳ない。
北斗「…Aさん…何かあったんですか？」
「え？」
北斗「いや…かなりお酒を飲まれていたので。何かあったのかなって…あ、初対面で失礼でしたね、すみません」
「あ、いや…大丈夫ですよ。全然」
私はそう言うと、下を向いた。
「…ちょっと…彼氏に…浮気…されて…」
北斗「…そう…なんですか…」
思わず話してしまったのは、きっとお酒のせいだ。
「…ごめんなさい、こんな暗い話。」
北斗「平気です。…むしろ、Aさんは…」
「私も平気ですから。お気遣いありがとうございます」
急に松村さんが立ち止まる。
松村さんの少し前を歩いていた私も立ち止まり、後ろを振り向く。
「どうかなさいました？」
松村さんは、私をじっと見つめ、私に近づいてくる。
「…？」
北斗「…平気じゃないじゃないですか。」
そう言うと、松村さんは私の目元に触れた。
「…え、…」
私は、泣いていた。
自分でも気づかぬうちに。
「…あ、…ご、ごめんなさい…気にしないで！」
そう言うと、松村さんは急に私を抱きしめてきた。
「…！？」
北斗「…」
樹以外の男の人に近づいたことがないから、思わずテンパる。
振りほどこうにも力が強くて振りほどけない。
北斗「…ねぇAさん」
「…は、い…？」
北斗「…そんなひどい男、忘れてくださいよ」
「…え…？」
北斗「…俺…貴女のことが、好きなんです。ずっと前から、貴女に一目ぼれしているんです」
「…松村さん…？」
北斗「…ジェシーとよく店に来てて、いつも楽しそうに彼氏さんの話をしてましたよね。俺、諦めようと思ったんですけど…無理でした。でも、今日の貴女を見て、俺にもチャンスがあるんじゃないかって思いました。」
「…？？」
北斗「…だからAさん。俺にも、チャンスをください」
「…え、と…」
必死に考える中で、一つの考えが浮かぶ。
…もしかして。
この人だったら、樹を忘れることができるかもしれない。
「…わかり、ました…」
北斗「本当ですか！？やった！！」
松村さんはようやく私のことを離して、嬉しそうに笑った。
北斗「連絡先聞いてもいいですか？」
「はい。いいですよ」
北斗「ヤバい、マジ嬉しい…」
…これでやっと。
私も前に進める。
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名無しのジャニヲタ - 親友ちゃんですさん» でしょでしょ笑親友ちゃん、またチェックよろしくな〜！！ (2022年8月11日 8時) (
レス) id: 268efae554 (このIDを非表示/違反報告)
親友ちゃんです - ほっくんも出てる…！ヤバい、！更新、待ってます！頑張って、！笑 (2022年8月10日 23時) (レス) @page4 id: 7673b1362d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのジャニヲタ - シュガーリップさん» ありがとうございます！！高評価・コメントお願いします！！ (2022年8月10日 18時) (レス) id: 268efae554 (このIDを非表示/違反報告)
シュガーリップ - 樹くんの作品…！！めっちゃ、楽しみに待ってます！更新、頑張ってください！応援してます！ (2022年8月9日 22時) (レス) @page2 id: 7673b1362d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しのジャニヲタ | 作成日時：2022年8月7日 21時
