今日:5 hit、昨日:19 hit、合計:42,813 hit
小｜中｜大
＊55 ページ8
.
A「ほ、ほんとに大丈夫ですか…？」
周りを気にしてすごい勢いでキョロキョロしている私は誰かが見たら絶対不審者だ。
そんな私を見て大橋さんはぷはっと笑う。
大橋「そんなに心配しなくても大丈夫やって！笑 Aさんも変装しとく？ 眼鏡貸してあげるわ〜！どうぞ！」
眼鏡をかけてくれたけど
私が変装しても意味がないのでは……
先生っぽい〜〜！
って大橋さんは悩んでる私とは正反対に
とても楽しそうにしてて
何だかその姿を見てたら力が抜けた。
A「もう、先生をあんまり困らせないでください！ あとで生徒指導室に来るように！」
ビシッと指をさして高校の先生の真似をする。
友達がよく呼び出されていたっけなぁ…
A「…なーんて！ 高校の時の先生の真似なんですけど、わりと似てたんですよ〜！
…………あれ？」
大橋さん、なぜか両手で顔を覆ってらっしゃる。
A「えっえ！？ どうしました！？」
大橋「いや……あかんて…。 変な扉開けてしまいそうや…」
はぁぁぁって深い溜め息をしてから
私を見てきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 649人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆい | 作成日時：2022年12月6日 17時
