ホットミルク2 (ページ6)

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何が起きたのか一瞬分からなくてフリーズしたけど
大橋さんの体温が近くてぶわっと顔が赤くなり
状況を理解した。

A「お、お、おおお！？おおはしさ…」

大橋「ごめん、ちょっとだけ」

さらにぎゅっと抱きしめられる。
少し苦しいくらいに。

ちょっと待って何この状況！？！？

やばい………
心臓爆発しそう………死んでしまう…

ていうか！ここ廊下！！
誰かに見られたらこの状況はかなり良くない！！！

A「大橋さん、離してっ…」

大橋「…嫌？」

A「そうじゃなくて！人に見られたらっ！まずいのでっ！！」

大橋「………そやな、ごめんなぁ。よっしゃ、行こか！」

そっと離され、少し前の悲しい顔とは違っていつもの笑顔で笑ってくれる。

その笑顔に安心したけど
何で抱きしめられたのか分からなくて。

からかわれた？
私の反応を楽しんでる…？

もやもやしたまま大橋さんの後ろを付いていった。