ホットミルク2 (ページ24)

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長尾「いやぁ、めっちゃ可愛ええですね…」

西畑「ほんまやねぇ、ちっこいからソファー余ってるやん！」

眠っているAさんを囲むように皆が集まってきた。

高橋「こんなすぐに寝るタイプやったらお持ち帰りしやすそうっすね～」

大橋「はぁぁぁあ！？」

藤原「ちょっ！声でかすぎやって！」

恭平のまさかの発言に大声が出てしまった。
なんっってこと言い出すねん！！！

……いやでも確かに心配ではある。
起きたらしっかり言わなきゃあかんな…

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それからまたたこパが始まり、
日頃の疲れからか一人、また一人と眠りに落ちていく。

藤原「そろそろ片付けでもするか」

最後まで残った丈くんと二人で皿を洗い始めた。

酒に強い俺が最後に残るからいつもは１人で片付けてたけど…
もしかして気を使って今日はあんまり飲まへんかったんかな？

その優しさに頬がゆるむ。

藤原「……なにニヤニヤしとんねん」

大橋「べっつに～？丈くん大好きやで♡」

藤原「キモ」

大橋「ちょ、さすがに傷つくんやけど！？」

まぁ照れ隠しやってわかってる。
丈くんのツンデレは今に始まったことではないからな。

ルンルンしながら皿を洗っていると
ボソッと丈くんが呟いた。

藤原「あの子のこと好きなんやろ？」

大橋「……うぇあへぁうぇえ！？」

藤原「いやうるっさいな！しかも何語やねん、それ」

まさか急にそんなこと言い出すなんて思ってなかったから
わけわからん声が出てしまった。

そんな分かりやすい？なんでバレた？

藤原「お前、顔に思いっきり出てるからな。分かりやすすぎやねん」

大橋「心の声読めるんか、丈くん…」

藤原「別に反対はせぇへん。けどな、メンバー内でギクシャクすんなよ。」

大橋「………うん、わかっとるよ」

丈くんも気がついとった。
あの、優しい、愛しさを含んだ_____

みっちーの、Aさんに向ける笑顔の訳を。

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