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A「…もう無理かもしれませんねぇ」
ポツリ、と溢れた言葉に
目の前の大橋さんがひどく悲しそうな顔をした。
うわ、まずい。話しすぎた。
せっかく皆が集まって楽しくたこパしてたのに…！
私の恋愛話で暗い雰囲気にさせるなんて最悪すぎる。
A「ま、まぁいつか！！？ いつか誰かと恋愛できたらいいです！！」
なるべくテンション高く、
あはは！！と笑いながら言う。
少しは暗さを取り払えただろうか。
ああ…何か変に喉が渇いたな…
目の前に置いてあるお茶をぐいっと飲む。
……まさかこれのせいでこれから失態を繰り広げるとはこのときの私は思ってもみなかった。
西畑「…あれ？待って、それって俺のウーロンハイちゃう？」
その言葉に皆の視線が私にバッと集まる。
なんか皆、慌て始めたなぁ…
あと…ふわふわする……
私はここで意識を手放してしまった。
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作者名：ゆい | 作成日時：2022年12月6日 17時
